台風と雨戸
台風が立て続けにおきた。
幸いにも、うちはなんの被害もなく、
ただただ吹き付ける強風と豪雨に怯えるだけで済んだ。
6年前の台風で、家の前は冠水したけれど、
それでもその夜には水も引いた。
低い土地にありながら、家族みんなを守ってくれてる家だと、
何とはなしに感謝している。
が。
義母は違った。
台風が上陸して、一番雨風が強くなった夜22時頃。
「ねぇ、シャッターがうるさくて寝られないんだけど。」
「避難しろってメールがさっきから来てるけど、しなくて平気?」
いやいやいや。(´⊙ω⊙`)
雨戸があるだけで、窓は割れないしかなり安全よ?
しかも、あと1時間半もすれば、台風抜けますよ?
つか、この台風で静かにゆっくり寝ようとか思うわけ???
「二階で寝られない?」
寝てもいいですよ、寝られるように準備しますよ、でも、窓、割れるかもよ?
窓だけでも、十分にうるさいですけどいいですか?
てか、今からでも避難所行きます?
自主避難だから、なぁんもないとこみたいですけど。
まぁ確実に、寝られないと思いますけどね。
洗濯物を干している部屋を片付け、義両親を呼ぶと、
「もういいわよ。」
はぁぁぁ?!
いや、もう、ほんと、
今まで自分たちが住んでたトタンの家なら、確実に吹き飛んでるよ?
テレビではあんなに立派なおうちでも被害受けてるのに。
ほんと、この家に住めていて感謝こそすれ、
文句とか、おかしいでしょ。
怒り心頭のまま、次の日を無事に迎える。
朝、義母が開口一番に言ったこと、
「二階は静かだったんでしょ、よく寝られたでしょうね。」
フザケンナ
( *`ω´)