義母の清潔観??
お休みの日。
肉じゃがを作った。
「おかーさんの肉じゃが食べたい」
と、息子が言ったので。
食卓に出す。
義両親を呼ぶ。
「あー、肉じゃがかー。」
義母がつぶやく。
どういう意図かはわからないけど。
こういうのを作ればいいのか、
とか、そんな風に気づいてくれたならいいのだけれど。
ただの不満なら腹立つけども。
真相は闇の中。
しばらく手をつけず、
息子にささやいた。
「ちょっといらない?」
丸聞こえ。
「多かったですか?いらないなら、こっちに移します?」
と、タッパーを渡す。
「いや、ほら、こんなに食べないから。
箸をつけた後よりさ、その前に(息子)にあげようかなー、て。」
その気遣いは正しいと思いますよ、はい。
その後も、なぜか肉じゃがには箸をつけず、
サラダや小鉢、ご飯や味噌汁を食べている。
そして、突然、
肉じゃがを息子の皿とタッパーに移しだした。
今ですか?
確かに、肉じゃがには箸はつけなかった。
が、その箸は、すでに使用した物である。
箸をつけるって、そういうことじゃないよね?
そういうことなの?
世間一般はどっちのこと??
日中、お散歩に出たという義両親。
どこかで干し柿をもらってきたらしい。
晩御飯の最中に、袋から取り出し、息子に見せる。
「これねー、柿をただ吊るして干しただけなの。
でも、すっごーく甘くなるのよ」
「ほら」
と、なぜか割って見せる。
「食べれば?」
息子は、ご飯の前や最中におやつ的なものを食べるなんてことはしない。
「うーん、後でいいよ、ご飯食べてるし」
「そう?じゃ、終わったらね」
自分が食べるわけでもなく、柿をいじる義母。
そしてそのまま、テーブルに置いた。
これを食べろと?
食後、息子は少しためらっていたが、義母が見ていたので、食べた。
「ほんとだ、甘いね!」
美味しいのかもしれない。
いや、美味しいのだろう。
だが、私は食べない。
なぜ人にあげるものを完膚なきまでにこねくりまわすのか。
理解できない。
私の心が狭いのだろうか…
いや、わかっているのだ。
料理人が指を突っ込んで味見をしようと、
「こんなの食べられない!」なんて言わない。
ただただ、義母を信用してないし、色々イヤなのだ。
なんか、まぁどうでもいいんだけど。
慣れません、この人のスタイル。