義母は非人類(わたし的に)

義両親との突然の同居。同じ人間なんすか?

カンビンもしくは燃えないゴミ


先週の金曜日、

仕事に行く準備をしていると、
義母がリビングに入ってきた。


「流しにある瓶、捨てていいの?」



前の日に使い切ったポン酢の瓶を、
流しの縁にひっくり返して乾かしていた。



「あぁ、はい、もう捨てる分です」



「そ。じゃ、今日おとうさん(義父)に捨ててきて貰えばいいね」



「え?いや、今日はカンビンの日じゃ無いからダメですよ?」



「何言ってるの、割り切れる時がカンビンでしょ」



割り切れる…???



「えーっと、何を…え???割り切れる??」



「そうよ。ここらへんは、割り切れる金曜日がカンビンだから。
だから先週は、おとうさん(義父)に電池出してきてもらったんだもの。」



「や、電池なんか出しちゃダメですよ(๑•ૅㅁ•๑)」






私が住む地域は、第一第三金曜日がカンビン、
第二第四が燃えないゴミの日。



そして、この日は第四金曜日。



「いや、ここは第一第三がカンビンですよ?」



「違うわよ、割り切れる金曜日が…あれ?
いや、そうよ、前の家は割り切れなくて、ここは割り切れるの」




「何ですかその、割り切るとか割り切らないとか」



「だから、割り切れるでしょう?今日は。
私はね、そうやって覚えてるんだから、
間違いないのよ。」




       なんじゃそりゃ





2と4は割り切れるってこと?



1と3は割れない?



なんでそんな覚え方してんの???




あのさ、普通に、第一第三金曜日はカンビン、て覚える方が、楽じゃない??




バカなの?




どっからそんな考え方になったのか、
ぜひ知りたいところだけど。



これ以上話すとブチ切れそうだし何より今から仕事だから!!



「まぁとにかく、今日は燃えないゴミです。
缶も瓶も出さないでくださいね。
よろしくお願いします。」



「えぇぇ…そんな…割り切れるのに…

はぁ… 」



ため息ついてもね、
決まりですから。


はぁ…