義母は非人類(わたし的に)

義両親との突然の同居。同じ人間なんすか?

義父の入院


義父が何度目かの大腸ポリープ摘出手術をした。


私が知ってるだけでももう4度目。




もういいんじゃないか?


うん、よく頑張ったよ、もう、うん。


とか思っちゃうんですけど。


えぇ、非道ですね、えへ。




一泊二日で帰ってきちゃったんだけど、

帰ってきた日、義母が、

「さすがにまだ消化の悪いものは良くないから」

と、義父にうどんを作っていた。


え。

うどん


そういうの、考えられるのね。



体調悪い人にはカレーと思ってるんだとばかり思ってたので、心底びっくり。


やっぱりわたしには嫌がらせだったのか…??




で、退院した次の日。


夜、食事の後に、「お父さんがなんか変なんだけど。病院連れて行ってくれない?」と義母。


変って、どこが?


「なんか、呂律が回ってないの。」


夫と私、「え、いつもと一緒じゃん。」



いつも呂律が回ってなくて何言ってるかよくわからないのが義父。



通常運転。



でも、義母は「いいえ、おかしい。病院連れて行く」と言うので、

まずは病院へ電話してください、と話す。



かかりつけの病院は、そんなおかしいのなら、車ではなく救急車を呼んで向かってください、と。



義母、ひるむ。



義父は、おかしくない、大丈夫、と言ってはいるが、突然「ギターはどうした」と夫に話しかけたりしているので、

たしかにおかしいのかもしれない。



義母、びびりながら119。



「サイレンとランプ、消してきてくれないかしらね」


と119に頼んでいる。



できません。



断られてずーんと落ち込んでいる。



いや、そこのくだり、いらない…



そしてしばらくして、救急車到着。



サイレンとランプのことをビビって、救急車呼んでるのに二人揃って外で迎え討ってしまった義両親…なんてこった…



まぁそんなこともあり、救急隊員の方は、救急車の中で義父に色々やらせていた。



立つ、座る、歩く、手をグーパーする…



義母は救急車の中ですでに具合悪くなってる。



まぁ、救急車って、そんなもんなんよ。



これ、自分で病院行ってください、て降ろされるかもよー、と夫と話してました。



結局、病院が救急車で来いと言ってるのが勝って、

20分以上停車してたけど、かかりつけの病院へ向かってくれた。



もっと大変な方がいたかも知れないと思うと、心苦しい。




そして、夜中1時過ぎに義母だけ帰宅。



土曜日だったこともあり、簡単な検査しかできない、主治医が来る月曜までステイ。



大したことなかったね、はい。



が、もう義母は義父が死んだかのような落胆ぶり。



うわー、こうなっちゃうのか?!近い将来(いや近くないかも…(T_T))。



そして色々検査した結果、


よくわからない。




何しに行ってん…



とりあえずまだ検査が必要とかで、


さらに入院日数は増える。




次の土曜に、夫と子供とお見舞い。



義母
「なんかね、おとうさん、頭に腫瘍があるじゃない?
あれが良くないかも、て。」



頭に腫瘍??



いや、聞いたこともない。



「言ったじゃない、前に入院した時に」



相変わらずの義母。



そんな大変そうな話、忘れませんて…



で、まぁ、そんなこんなで、取るなら大きな病院に転院しなきゃならんと。



「でね、月曜に退院して、自分でどっか探して病院行け、て言うの!」



そんな無責任すぎるドクターはおらんやろ…



と、夫が主治医から話を聞くことに。



もちろんそんなことは1ミリも言ってなくて、



腫瘍は首の近くにできているから手出しするのは危険、

このままにしていても今のところ悪さはしないだろうし(今回の変になった理由は腫瘍のせいかもしれないしそうじゃないかもしれない)、

取らなくてもいい。



ただ、どうしても気になるということなら、

ほかの大学病院とかに行って相談してもらうことになる、

もちろん紹介状は書く、




と、そんなお話でした。




じじばばの読解力、ヤバすぎる。




そして、当の義父、

「病院はなー、予約しておけばお風呂に入れるんだよ。んふふ。」



お風呂に好きな時に入れてご満悦。



家では、義母に、

「ほら!今入って!」

と私たちがいないのを見計らって急いでシャワーを浴びることになるので、

やっぱりご不満らしい。



お風呂入れて良かった良かった。



結局、二週間で退院してきた。



夏は義母が涼みに入院、

義父はお風呂に入りに入院。




どこに行っても迷惑な義両親でした。