ピアノの発表会
休日。
子どものピアノの発表会があった。
近所のホールを借りて、15人ほどが演奏する。
13:30開始。
リハーサルが11:30くらいだったので、
それまでに家を出発。
出発間際に、義母が声をかける。
「わたし、晩御飯いらないから。」
「あ、そうなんですか。おでかけですか。」
「うん、今から卓球の集まりがあって。」
「え、今から…?
あ、あの、発表会は…」
「あー、うん、行かない。」
ほー、そうかそうか、孫の発表会すら来ないか。
ま、どっちでもいいけどさ。
そんなもんかね?
「晩御飯、おとうさんはいるから。よろしく。
じゃ、がんばってねー。」
と、息子に声をかけて部屋に引っ込んだ。
夫は、
「孫の晴れ舞台にも来れないか💢」
とご立腹でしたが。
本人に言ってくれ。
でも、発表会なんぞ、15時には終わる。
息子のだけ聴くなら、3分もかからない。
応援する気があるなら、まぁ来れるよね(´ω`)
息子は若干落ち込んでいるが、
こういうのにも段々と慣れてきたようで、
すぐに気持ちを切り替えていた。
なんかごめんよ、息子…
そして、発表会には義父が来てくれた。
ほぼ最後まで聴いて一人で帰ったようだ。
ありがとう、義父。
お礼がわりにと、晩御飯は義父の大好きなマグロにした。
と言っても、お刺身でいただくには量がいるので、
漬け丼。
帰宅していそいそと晩御飯の準備。
さあー、そろそろできるぞぉ!という頃に、
「白菜いるよね?」
と義父が突然現れた。
ひぃっ!と驚きの叫び声をあげてしまった…
なんでも、となりの畑に、ご自由にどうぞ、と置いてあったらしい。
「まだ残ってたから、もっと持ってくるか?」
いや、まだ冷蔵庫にもあるんでいりません…
「あー、そんで、晩御飯食べてきたから。いらない。」
いや、え、え??
まだ18時過ぎ…
てか、このタイミング??
せっかく、せっかく、義父の好物をと…
まぁ、本人には会えてなかったから言ってないけどさ、
でもさ…
残念(´・ω・`)
しかたがない。
その夜、義母は22時前に帰ってきた。
いいんだけどさ。
なぁんにもしないで、ぷらっぷらしてるだけの老人が、
昼からそんな遅くまで遊び歩いてね。
良いご身分で。
ま、介護に明け暮れるよりはいいですね、ええ。
なんだか気分の悪い休日でした。