さんまの生姜煮
2018年8月26日から、色々あって夫の義両親との同居が始まった。
義母は、同居して初めてわかったが、家事が好きではないらしい。
でも、晩御飯作りと洗濯はしてくれる。
ありがたい。
いや、ほんっとに、ありがたいと心から思っている。
が、晩御飯は、出勤前の私に、
「今日は何作る?」と訊いてきて、
「これとこれであれを作ってください」と頼むシステムになっている。
自分で冷蔵庫を見て作るということができないらしい。
え、80年近く生きてきて?ずっと主婦して?なんてことは、とても言えないけれど。
息子(小学四年生)の家族ぐるみの友達から、秋刀魚をいただいた。
ぷりっぷりの、脂の乗った、ちょー美味しそうな秋刀魚。岩手からやってきた。
メモには、
「岩手のさんまだよー!
生さんまだからまだ塩はふってない!
今日か明日に食べてね❤️」
この日はすでに、義母が晩御飯を作ってくれていたので、「ありがと!明日いただきます!さんまの塩焼き、めっちゃ楽しみ〜!」とメール。
次の日。
仕事から疲れ切って19:45に帰宅。
息子は塾。
食卓にはさんま。
さんまの生姜煮。
さ ん ま し ょ う が 煮
息子、帰宅。
「塩焼き!塩焼き!さんま塩焼き!」
小躍りしながら帰宅。
食卓にはさんまの生姜煮。
「…え?塩焼きは?」
義母登場。
「間違えちゃった〜」
朝、言いましたよね?
塩はふってないから焼くとき塩ふってくださいね〜、と。
てか、さんま、いきなり生姜で煮る?
間違える?
間違えるってなに?
え、ちょっと、わからない…
息子、まじ泣き。
生姜煮で泣くな。
…や、気持ちはわかる。痛いほどわかる。
母ちゃんもさんまのぷりっぷりの塩焼き食べたかった。
でも、ばあちゃんせっかく(間違って)作ってくれたから、な、食べよ?
でもな…
さんまは塩焼きだよ…ね?
あまりに不憫なので、生姜煮、トースターで焼いてみた。
それはそれでアリでした。
てな感じで、毎日毎日毎日、義母のわたし的にあり得ないことを綴っていきます。
時々誰かが共感してくれたら嬉しいです。
同居って、想像以上に…