義母は非人類(わたし的に)

義両親との突然の同居。同じ人間なんすか?

ある晴れた日に

ある晴れた日曜日。





少しゆっくり寝て、



さぁ、夫のシーツを洗濯しよう!



と、寝具を色々ひっぺがして階下に行くと、

義母が洗濯してた。






うちではなんとなく、

月水金は義母、日火木土曜は私が洗濯する日、

という感じで回っている。





決まっているわけではない。





決まってるわけじゃないけど、

土日で普段洗えないシーツや枕を洗いたいじゃないですか。




お布団干したり。




なのに。




「あらー、なかなか起きてこないから、

洗濯しちゃった。」





なぜ。




起きてこなかったら洗濯しちゃうの?




どんな理論だ。





「だってほら、冬のごついものとかあるじゃない?

洗濯して片付けようと思って。」





平日暇でしょうに。




なぜ。




なぜわざわざ日曜に。





「二階に干していい?」




「せっかく一階に物干しつけたから、下で干せばいいのでは??」




「だってぇ、ヨレヨレのパンツとか、恥ずかしいじゃない!

道歩いてる人に笑われる!」




……




部屋に干せ。





「二階のベランダならすぐ乾くから!」




その理論でいくと、

マンションの一階にすんでるひとは、

二階以上の人にベランダを借りにいくと??







んなわけあるかぃ。







それよりびっくりしたのは、

ヨレヨレのパンツとかを干すのは恥ずかしいという感覚を、

義母がもっていたこと。






いままで平気でベランダに干してるから、

そんなこと気にしない人なんだと思っていた。






同居した当初、

私の下着も(分けてあるのに何故か)一緒に洗濯して、

堂々とベランダに干していた。






嘘でしょ…





と驚いて、

すぐに義母の目につかないところに置くようにして、

洗濯は自分でできるようにした。





下着って、部屋干しするものだと思ってたから、

普通に外に干す義母は

「下着だろうがなんだろうが外に干す」

という主義なのだと思っていた。






まぁアレだ、

正直、玄関横の庭に義両親の洗濯物が干してあるという光景は、

私達夫婦だって許し難いものではあったのだ。





でもそれより、

私の生活にこれ以上干渉してほしくないという気持ちの方が強い。




ただそれだけ。






わかってくれないよね…






そして次の日から、

私の洗濯したい日は雨だった。





雨女だからか??






私が一体何をしたというのだ。






義母の呪いのような気がしてならない二週間だった…






(´・_・`)