義母は非人類(わたし的に)

義両親との突然の同居。同じ人間なんすか?

義母の誕生日


家族3人で晩御飯を食べ終えコーヒーを飲んでいたら、夫が、


「あ、明日、かーちゃんの誕生日だわ。なんか買ってきて」



え、なんで??



と返さなかっただけでも褒めてもらいたい、えぇ。



去年いっしょに暮らし始めてから、

義母は「お金ないからなんもできないから

と、誰の誕生日にもプレゼントなんぞくれなかったではないか。



うちも、お金ないよ?


「なんか」買う必要なんかないでしょ。



と心から思いながらだけど、

「あ、そうね、あ、私が買って来なきゃいけないんだ、あ、へぇ、、」


と返事。



当日、用事があって出かけたので、

帰りにスーパーで「魚屋が握ったお寿司」というのがあったのでそれと、

FLOのお試しタルトセットを買って帰る。



お味噌汁を作り、義両親といっしょに晩御飯スタート。



初めて買ったスーパーのお寿司は意外に美味しかった。


いい買い物をした。


食べムラのある義両親、今日はやけにばくばく食べる。


高いものはわかるらしい。


私が作る料理、ほんとにちょろっとしか食べないけどね。


いい味だわー、とか言うんだけど。


これ、どうやって作るの?と必ず訊いてくるくせに、別に作る気は無い、ていう。



まぁそれは置いておいて。





晩御飯も中盤に差し掛かって、義父が、

「今日はなぁ、ばあちゃんの誕生日なんだよなー」

と発言。



「そうだよ!だからお寿司だよ!」


と、無邪気に息子がお返事。



「え…あ、これ、あ、そうなの、
誕生日にコレ…




あれ?なにか間違えたかしら??



なに、もっとすごいものがご所望でした?



わかりません。すんません。精一杯。コレ。



「あはー、この後はケーキもあるのでー、お腹いっぱいにはならないでくださいね」


ひきつりながらワタシ発言。



「あ、そぉう、なんか、悪いわねぇ、お寿司にケーキまで、ねぇ」



…絶対思ってないやろ。




ケーキはお試しセット、タルトが5個入って1000円なり、私の精一杯の悪あがき。



それくらいのイケズ、許されるでしょ…




お寿司もケーキも平らげて、義両親、


「いやぁ、いつもすんませんねぇ。」


義父
「ま、ね、これからも、

ずっと元気で長生きしてもらいたい、てことで、ね。」



( ´_ゝ`)



ごめんなさい、うなづけませんでした…


嗚呼、なんて正直者…