義母は非人類(わたし的に)

義両親との突然の同居。同じ人間なんすか?

夫もブチギレル

金曜日。

平日である。

みんなお仕事です。

 

出勤前、ばたばたしている夫に、

「病院まで送って」

と、義母。

 

「なんで今言う?おれ、仕事だよ?

病院なんか行ってたら遅刻するんだけど。

病院の送迎バス、あるよね?

それで行けばいいじゃん。」

 

「だって、朝早く行かなきゃ遅くなるから」

 

「え、予約取ってるんでしょ?

それに合わせていけばいいじゃん。」

 

「でも早く行かなきゃ帰りが遅くなるの!」

 

「なんのための予約だよ…

それに、遅くなっても、どうせ

       ひま

なんだから、構わなくない?

なんで、早く行きたいだけのために俺を遅刻させるわけ?」

 

 

てっきり断ったのかと思いきや、

やはりママには甘いのか、夫は送って行ったらしい。

 

 

病院手前のの交差点で、信号にひっかかった。

 

「その先あたりで降ろしてくれていいから。」

 

「いや、ここで降りて…

その信号すら歩けないの??!」

 

 

とりあえず朝から何度もブチ切れたらしい。

 

で。

 

遅刻した。

 

 

 

 

そして、帰宅した夫に義母は言う。

 

「帰りは歩いて帰ってきたわよ。

1時間もかかっちゃった。」

 

それ、朝にしろ。

 

 

そもそも、病院の近くまで、路線バスだって通っている。

行きも帰りも路線バスを使えばいいのだ。

 

 

て、言うか。

歩ける元気があるなら、病院行かなくて良くね??

 

 

あー、元気なんだなぁ、まだ…

 

 

 

義母はキッチンで洗い物をした後、スポンジを流しに放置する。

何度も「ラックに挿して」と夫に言われているが、なかなか直らない。

 

そして、その日もそれは起こった。

 

「だーかーらー!

スポンジ、ここにほっとかないでって言ってるっ!」

と夫。

 

義母

「い、今、使おうと思ってたのにっ!」

 

こどもか…