義母は非人類(わたし的に)

義両親との突然の同居。同じ人間なんすか?

節約

義母は、おにぎりをコンビニで買う。

 

 

          おにぎりは買うもの

 

 

義母の名言の一つである。

 

 

おにぎりをコンビニで買う人って、外で働いてて、作る暇がないから仕方なく買うんじゃないの?

そもそも、昔はおにぎりなんか売ってない。

家に米があるのに、なんでわざわざ買いに行かなきゃならんのだ。

蕎麦だってコンビニで買う。

家に乾麺があるのに。

 

そんなに美味しい??

作れるのに。

暇なのに。

時間なんて、売るほどあるでしょうが。

…売れたらいいのにね。

 

そんなことしてるから、お金ないんですよ?

 

 

義母は、食品保存容器(いわゆるタッパー)が好きじゃない。

嵩張るから、らしい。

その分、ラップやビニール袋を多用する。

 

私はラップが好きじゃない。

ゴミになるだけだし、安いのはうまく切れなかったり食器につかなかったりするからそこそこ良いのを買うけど、まぁゴミになるものだと思うと高い。

ビニール袋に直接食品を入れるのは、見た目が貧相だし、なんか汚らしい。

 

 

人それぞれである。

 

 

ある日。

晩御飯のあと、片付けのためにキッチンへ。

 

  ‘豚肉コマ切れ’  とシールが貼ってある、スーパーでトレイを包む時に使っていたラップが、

綺麗に広げて干してあった。

 

…へ?

 

これ、再利用するの?

しかも豚肉に使っていたのを?

お腹こわしちゃうよ?

 

節約するとこ、間違ってます。

 

もちろん速攻ゴミ箱行き。

 

にしても、綺麗に広げたもんだ。

 

 

 

同居前に、義両親がどんな物を使っていたか知らないけど、シャンプーやボディーソープは共用することにした。

そこはこだわらないでいいだろう、と。

 

それについて何かを言われたこともないから、特にカバーマークのようなこだわりはないんだろう。

 

ある日。

頭を洗おうとポンプを押すと、

 

      シャバーシャバシャバー

 

と、ほぼ水がでてきた。

 

へっ?!なにっ?!

と、閉鎖された空間で叫んだくらい驚いた。

 

薄められている…

 

薄めるほどじゃなかったはずよ?

まだ三分の一はあった。

薄められたシャンプーは、ほぼ満タンに近いくらいの量に。

 

な、なんで…

 

私が上がった後、お風呂から

「ひっ!なにっ?!水?!」

という夫の叫び声が聞こえてきたのは言うまでもない。

 

 

「誰、水入れたの!」

 

「私が聞きたいわ…てことは、義父か義母か…

やめて、て、言っといてね」

 

「はぁ…」

 

 

2日後くらいに、ストックしていたシャンプーを夫が出してきた。

その後、薄められたシャンプーも置きっぱなしにしておいたが、減る気配はない。

 

なんのために薄めた……

 

 

あのね、

そのラップとシャンプーの分のお金、おにぎりとか蕎麦とかをコンビニで買わなきゃ、

余裕で節約できますよ??