義母は非人類(わたし的に)

義両親との突然の同居。同じ人間なんすか?

肉 or 魚

うちは男所帯なもんで、

「何食べたい?」

と訊くと、必ず

「肉」

という返答がくる。

だからほぼ毎日肉。

 

時々お魚料理を出すけど、生ハム使ったサラダだったりソーセージ使ってジャーマンポテトだったり、なんらかの肉料理も出さないとブーイング。

 

そんななので、義両親も肉ばかりでイヤなんじゃないかと、出先から夫に、「なんか食べたいものあるかきいて」とLINEを送る。

 

「いつも肉ばかりだから、魚がいいって」

 

やっぱり。

 

帰り際、義母にスーパーから電話をする。

「今スーパーにいるんですけど、どんなお魚がいいですか?煮る、焼く、ナマ」

 

「おさしみ。おとうさん、マグロが好きだから。私はイカでいいんだけど。」

 

マグロ。うん。マグロ。

その日、義両親は嬉しそうだった。

 

 

そんなことがあったので、肉だけじゃなく、魚も食べられるように、干物を買ったりするようになった。

生魚は次の日まで置いておきたくないので、休みの日にしか買えない。

 

 

引きこもり事件のあった次の日(私が無音で爆発した日)、友達から、

「家にいてもしんどいだけだし、出ておいで。昼から飲むか。」

と誘われ、でかけた。

 

声の出なさ加減にびっくりして爆笑した友達に、さすがにお酒はヤバイね、と言われ、お茶することに。

必死で酸欠になりながら話をしたが、

「何言ってるかぜんっぜんわからん!そりゃ(夫)もわからんしもっかい、て言うわ〜」と散々笑われた…

 

そして、帰りながら、夫に、

「晩御飯、何がいい?」とLINE。

「焼肉」

 

5人分の焼肉の材料を買い込み、帰宅。

私がでかけた後も義母は引きこもったままだったらしい。

 

 

準備ができたので、息子に呼びに行ってもらう。

「焼肉かアジの干物かどっちがいいですかー、て訊いて。」

 

 

「おかーさーん、焼肉だって!」

 

……

魚がいいんじゃなかったのか。

 

 

「牛タンて、こんななのねー。美味しい〜。初めて食べる!」

と、がつがつお召し上がりになられました。

 

焼肉なら食べるんかと。

引きこもりはどうした。

天の岩戸的な?

 

 

色々しんどいです。