義母は非人類(わたし的に)

義両親との突然の同居。同じ人間なんすか?

まだ詰める

義父帰宅。

 

「あー、いつもすみませんねぇ」

 

と言いながら部屋に入ってきた。

心はこもってない。

卑屈にニヤニヤしているだけだ。

 

 

生活費のこと、話してます。

 

「あぁ、あれね。

これ(義母)もね、もう、お金がないことでノイローゼみたいになっちゃってね。まぁね、世話になってるんだけど、あの金額はちょっとひどいよね。」

 

 

ノイローゼ

 

あの金額はひどい

 

 

こっちのセリフじゃ、

 

ぶぉけぇぇぇっ!!

 

 

と、叫びたくなるのを必死で抑え、

そうですかー、と頷いてみる。

 

 

お金無いっていつもおっしゃいますけど、

一体何に使ってるんですか?

 

「お昼ご飯とかタバコ代だよ。そんな贅沢はしてないんだけどねー、無くなっちゃうんだよね。」

 

お昼ご飯、買わずに家で作ればいいじゃないですか。

 

「ずっと前からお昼は買ってたのよ。そんなの今更変えられないでしょう?

それに、それが贅沢だって言うなら、それくらいの贅沢したっていいじゃない。

 

私たちの年金よ?

 

やっと年金暮らしでラクできると思って楽しみにしてたのに、こんな風に取られることになって…」

 

義母号泣。

 

 

もう、ツッコミどころしかないんですが。

 

お金が欲しくて贅沢したいなら、どっか切り詰めるしかない。

 

年金暮らしでラクしたかったなら、もっとちゃんとお金を貯めるなり運用するなりしておけば良かったのだ。

 

そもそも、その年金で、ラクに暮らすって、私たちの援助が前提でないと無理じゃないですか。

 

なにその、私のせいでラクできなくなった的な理論。

 

「生活費に7万て言うけど、そんなに必要ないでしょ?」

 

 

あのですね、とりあえずこれでやってみましょう、て話しましたよね。

多ければまた減らすから、と。

でもね、勝手にそちらが減らすのはおかしいですよね?

 

ま、たしかにそこまで必要じゃないです。

 

 

が。

同居を始めるにあたって、友人が、

「介護がいつ始まるかわからないんだから、その分ももらってる、て説明するのよ!」

と考えてくれた。

なるほど、たしかにそういうのも必要になるのだ。

 

てことで、そう話す。

 

 

そのうち、介護が必要にもなるでしょう。

要介護認定されなかったら、お金は恐ろしくかかります。

うちは、私が働き続けないとやっていけないんです。だから、私は介護はしません。

その時に備えて、この生活費を貯めるんです。

 

「寂しいねぇ…」

 

 

えーっと…??

私に介護させるつもりだったということですかね??

 

まじか。

 

 

夫は、9歳年上である。

給与の面から言っても、私が働いて夫が介護する方が現実的だよね、と、夫とも話している。

でもまぁ、夫が自宅で全部介護をするとは考えられない。する必要もないだろう。

そしたらやっぱり、介護費用を貯めていくことは必要なのだ。

 

つづく。